いま、被災地から -岩手・宮城・福島の美術と震災復興-@東京藝術大学大学美術館
東京藝術大学大学美術館で開催中の「いま、被災地から -岩手・宮城・福島の美術と震災復興-」展に行きました。
東日本大震災では東北地方の多くの博物館が被災し、貴重な文化財をはじめとして多くの文化資源が損傷しました。その修復の経過を報告する企画展です。
東北が生んだ美術作品と合わせて、修復された作品の一部が展示されていました。
そして、被災状況や救出活動の紹介がありました。最も被害が多かったのが岩手・陸前高田市立博物館で、2階の天井まで達した津波により職員全員が亡くなったとのことです。貴重な作品を一点でも守ろうと恐怖に立ち向かった人達の姿を想像して、自然と涙が出ました。
私が目にする作品全てが、多くの人に守られてここにあるんだと改めて意識したことで、もっと博物館を回って多くの作品に触れたいと思うようになりました。
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