ハイブリッドな絵師・河鍋暁斎-狩野派として、浮世絵師として@Bunkamura ザ・ミュージアム
河鍋暁斎展に引き続き、山下祐二氏によるトークショーにも行きました。2月末の話ですが、記憶のあるうちに記事に残しておこうと思います。
ひどく寒い日だったので、寒いところで並ぶのは嫌だなと思って、近くのドーナツ屋さんで時間をつぶし、開場時間ギリギリに行ったら、受付場所から駐車場にまで続く長い行列になっていてげんなりしました。皆さんお早い。
会場の写真を撮らなかったので、アイキャッチとしてポスターを撮影。
暁斎はハイブリッドな絵師。 7歳で国芳、10歳で狩野派に入門した。現代で言えば漫画家で東京藝大を出てるみたいな話。19歳で狩野派から独立したのも、昔なら許されないことで、それだけ、幕末で狩野派の権威も揺らいでいたということ。ネイティブで筆を持つ最後の絵師。幕末と明治を生きた、いろんな意味で二重性を持つ。
以下、スクリーンに投影されたものを思い出せる限り。
《暁斎画談内外篇》《大和美人図屏風》《暁斎画日記》《Kiyosai Sensei. At Nikko. Augst 5th ジョサイア・コンドル》《鯉之図 ジョサイア・コンドル》《枯木寒鴉図》《枯木に夜鴉》《地獄太夫と一休》《幽霊図》《幽霊に腰を抜かす男》《百鬼夜行図屏風》《放屁合戦絵巻》《新富座妖怪引幕》《閻魔大王浄玻璃鏡図》《地獄戯画(蕎麦を食べる閻魔と付き人)》《地獄極楽めぐり図》《花鳥図》《野菜づくし、魚介づくし》《釈迦如来図》《白鷲に猿図》《山姥図》《北海道人樹下午睡図》
今回、山下先生が強調されていたのは、東博で暁斎展開催をってことで、いっそ国民運動やりましょうよって話でした。今回も大いに笑いました。
ひどく寒い日だったので、エキナカであんかけうどん。
- ジャンル:うどん
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- (写真提供:saemizuki)
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