彫刻-気概と意外@東京藝術大学大学美術館
東京藝術大学の「彫刻―気概と意外」展に行きました。
本展は東京藝術大学美術学部彫刻科教員が自ら企画し、制作者の立場から彫刻の可能性と力を社会に発信し続けている展覧会なんだそうです。
原真一《爪の証明》大理石
顔の部分は幾重にも重なった円。奥まった中心に♀の記号。持ち上げた左手の指が溶けて垂れ下がるようになっている像です。タイトルからして垂れ下がっているのは爪。インドとかいそうな修行僧を連想します。
井原宏蕗《cycling-dead or deer-》鹿の糞、漆、麻布
井原宏蕗《cycling-shape a sheep-》羊の糞、漆、麻布
井原宏蕗《feeding-bored dog-》アルミニウム(ドッグフードの焼失鋳造)
遠目で見る分にはふつうの彫刻っぽい。けれど、近づいてよく見ると、実は鹿の糞で出来ているという。タイトルのサイクリングってそういう意味だったのね。
犬の方はドッグフードを型取ってます。
こっちは糞でなくてよかった。いや、雑食動物の糞は臭いから使えないって。
カヤバ珈琲でたまごサンドとローストナッツマキアート。
すこぶる満足。
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