熊谷守一美術館
小竹向原駅近くの有名なパティスリー、クリオロに行った帰りに、豊島区立熊谷守一美術館に行きました。我が家からは少し行きにくい方向にあるため、以前から行きたいと思いつつなかなか重い腰が上がらずにいたので、今回パティスリー訪問がよいキッカケになりました。
通常のアクセスなら要町駅から徒歩9分、閑静な住宅地にあります。元は熊谷守一の自宅兼アトリエだった跡地で、次女で画家の榧(かや)さんが美術館として創立しました。



第一展示室
7《野天風呂 油彩/板 12号 1952》
式根島の海沿いで野天風呂を楽しむ人々の姿が、空気の温度が感じられる色彩で描かれている。
10《白猫 油彩/板 4号 1959》
板の色そのままのような朽葉色の背景に、赤い輪郭線で眠る白猫。くつろぎつつも、今にも片目を開いて辺りを伺いそうな雰囲気が描かれている。
11《桜 油彩/板 4号 1964》
満開の桜が見事に図案化されている。花かげに佇むウソが中心。ウソは桜の蕾をついばみに来ていたのだろう。
12《曼珠沙華 油彩/板 4号 1964 個人蔵》
オレンジ色の蕾と、すっかり図案化されて変形した赤い花、花茎にカマキリが遊んでいる。
19《どろ人形 油彩/板 4号 1962》
鯉といえば、愛知県美術館所蔵の《海》を自然と思い出す。あれは五月人形の鯉をモチーフにしたらしいから、泥人形は金太郎だろうか。金太郎が鯉と相撲を取っているようにも見えて、ますます愛らしい。
第二展示室
33《五日の風十日の雨 墨/紙 29.0×39.0 不詳》
熊谷守一は書もいい。アリンコの絵に通じるものがある。
47《海下絵Ⅰ 墨/紙 不詳》
愛知県美術館所蔵の《海》の下絵。
大三展示室
3階はギャラリーになっていて、今回は「唐木みゆ個展 「記号化する過去」 単純化した認知、その復元」が開催されていました。イラストレーターである唐木みゆさんの柔らかく温かみのある色彩で神話的な世界が描かれています。親しみ安く、心に安らぎをもたらすトーンの作品でした。











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