奈良美智 「Drawings : 1988-2018 Last 30 years」@カイカイキキギャラリー
既に展示期間は過ぎてしまいましたが、元麻布にあるカイカイキキギャラリー(Kaikai Kiki Gallery)で、奈良美智 「Drawings : 1988-2018 Last 30 years」が開かれました。
この辺は比較的近場なもので、いつでも行けると思っていたら、会期ギリギリになってしまいました。ともかく間に合ってよかった。
カイカイキキギャラリーの場所は、広尾の有栖川宮記念公園の近く、一階は幼児教室のビルで、ギャラリーは地下にあります。
入り口で立派なリーフレットが貰えます。
中の紹介文で気がついたのですが、こちらは村上隆氏主催のギャラリーでした。意外や意外、あんなビッグネームのアーティストのギャラリーが、こんなひっそりとした所にあるなんて。
展示室には作品がみっしり。
大変見ごたえがあります。なのに無料で撮影OKとは、ありがたみ半端ない(興奮して語彙が乱れるレベル)。
1990年の作品から展示が始まっています。
この頃は輪郭線が黒く強く、パンクロックのジャケットに使われていそうな雰囲気のものが多くみられます。
好きすぎて、まだまだ初っ端だというのに、先に進めなくて困りました。
ポスターがあったら、飾りたい。
この辺は、すっかりお馴染みの画風です。
『ともだちがほしかったこいぬ』の1ページ。
この本は、我が家の部屋の壁に飾ってあるので、すぐ気がつきました。
2005年くらいになると、作品としての重みが増しているように感じました。
このあたりのが、一番見やすくて好き。
《RAIN》
会場の真ん中に置いてあるテーブルにも、作品が貼られています。
情報量が多すぎて、既にこのあたりでお腹いっぱいになってきましたが。
隣の畳敷きの展示室にも、作品がみっちり。
靴を脱いで上がるのが面倒なのか、意外と人が少ないので、のんびり観られます。
ここからは、2012年以降の作品が並びます。
そして、最後、和室の上り口に今年の作品が4点並んでいました。
もっとこじんまりしているのかと思っていたので、良い意味で想像を裏切られました。
それにしても、不思議。なんでこの展示で行列ができないんでしょう。もっと、人が集まってもよさそうなのに。会期ギリギリに行った私が言うのもなんですけど。
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