日本美術の流れ@東京国立博物館 本館
7月下旬、不忍池の蓮が咲き始めました。
清水観音堂の月の松です。
上野公園では東京江戸ウィークという催しをやっていました。
りんご飴とかの出店があって非常に心惹かれたのですが、それは帰り道で寄ることにして、いつものようにトーハクに向かいます。
曇り空の東京国立博物館です。
普段よりは涼しさを感じる日でしたが、それでも外に人は少なめでした。
- 本館 1室 日本美術のあけぼの―縄文・弥生・古墳
- 本館 3室 仏教の美術―平安~室町
- 本館 3室 宮廷の美術―平安~室町
- 本館 7室 屏風と襖絵―安土桃山~江戸
- 本館 8室 暮らしの調度―安土桃山・江戸
- 本館 8室 書画の展開―安土桃山~江戸
- 本館 10室 浮世絵と衣装―江戸(浮世絵)
- 特別1室・特別2室 明治150年記念 書と絵が語る明治
10室の浮世絵など展示が終わってしまったものも多いのですが、こう暑いとPCに向かうのも辛くてメモひとつ残せそうにありません。いつか気が向いたら作品ごとにコメントなりを追加するかもしれませんが、ひとまずは写真だけ(◉は国宝、◎は重要文化財、◯は重要美術品)。
本館 1室 日本美術のあけぼの―縄文・弥生・古墳
《◎埴輪 猿 1個 伝茨城県行方市 大日塚古墳出土 古墳時代・6世紀》
《遮光器土偶 1個 秋田県美郷町六郷石名館出土 縄文時代(晩期)・前1000~前400年》
《◎壺形土器 1個 東京都大田区久ヶ原出土 弥生時代(後期)・1~3世紀 個人蔵》
本館 3室 仏教の美術―平安~室町
《◎融通念仏縁起絵巻断簡 1幅 南北朝時代・14世紀》
《◎法然上人伝絵巻 1巻 鎌倉時代・14世紀》
本館 3室 宮廷の美術―平安~室町
《源氏物語図扇面(薄雲) 1面 室町時代・16世紀》
本館 7室 屏風と襖絵―安土桃山~江戸
《長恨歌図屏風 6曲1隻 筆者不詳 江戸時代・17世紀》
《琴棋書画図屏風 6曲1双 狩野(伊川院)栄信筆 江戸時代・19世紀》
《◎宮女琴棋書画図屏風 6曲1双 海北友松筆 安土桃山~江戸時代・16~17世紀》
本館 8室 暮らしの調度―安土桃山・江戸
《田植取入漆絵折敷 2枚 江戸時代・18世紀》
《帆掛舟人物漆絵膳 1枚 江戸時代・18世紀》
《貝尽蒔絵提重 1基 江戸時代・19世紀》
《楓蒔絵文庫 1合 原羊遊斎作 江戸時代・19世紀》
《色絵月に蟷螂文茶碗 1口 永樂保全作 江戸時代・19世紀》
《白磁宝珠に鼠形筆洗 1合 平戸 江戸時代・19世紀》
本館 8室 書画の展開―安土桃山~江戸
《帝鑑図屏風 6曲1双 狩野探幽他筆 江戸時代・17世紀》
《山水図 2幅 久隅守景筆 江戸時代・17世紀》
《牽牛花(朝顔)図 1幅 曽我蕭白筆 江戸時代・18世紀》
本館 10室 浮世絵と衣装―江戸(浮世絵)
《橋の上下 6枚 喜多川歌麿筆 江戸時代・18世紀》
《蚊帳から出る美人 1枚 鈴木春信筆 江戸時代・18世紀》
《吾妻夏十景・両國 1枚 鳥居清長筆 江戸時代・18世紀》
《水辺の納涼 1枚 礒田湖龍斎筆 江戸時代・18世紀》
《風流南都八景・佐保川の螢 1枚 礒田湖龍斎筆 江戸時代・18世紀》
《◎娘日時計・巳ノ刻 1枚 喜多川歌麿筆 江戸時代・18世紀》
対象の質感描写に腐心した歌麿は,《娘日時計》の揃いで,顔の輪郭線を取り払い肌の柔らか味を出すことを試みた。巳の刻を描いた本図では,ついに鼻梁の線まで消してしまった。人気絵師の地位に安住せず,工夫を続ける歌麿の意気込みが感じられる作品である。
《名所江戸百景・両国花火 1枚 歌川広重筆 江戸時代・安政5年(1858)》
《蚊帳美人図 1幅 川又常行筆 江戸時代・18世紀》
《蚊帳美人図 1幅 歌川国貞(三代豊国)筆 江戸時代・19世紀》
《品川遊女図 1幅 礫川亭素隣筆 江戸時代・19世紀》
《両画十二候・七月 3枚 歌川豊広筆 江戸時代・享和元年(1801)》
《風俗図巻 1巻 伝菱川師宣筆 江戸時代・17世紀 個人蔵》
特別1室・特別2室 明治150年記念 書と絵が語る明治
政治、社会、文化が大きく変化した明治時代のさまざまな側面を、その時代を生きた人々による書と、西欧から新しい表現方法を得た絵画によって点描します。
《花鳥 1幅 服部雪斎筆 明治4年(1871)》
《狸 1面 荒木寛畝筆 明治時代・19世紀》
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