祝賀御列の儀使用オープン・カー@迎賓館赤坂離宮
大嘗宮一般参観も楽しめたし、令和が始まったこの年に見られるものは見ておきましょうと、迎賓館赤坂離宮へ行きました。
四谷駅から徒歩7分、10時過ぎに赤坂離宮正門前に到着。
ざっと一年ぶりの赤坂離宮です。なぜかいつも年末に来ているような。
正門を突き当たって右折してすぐに、予約していない参観希望者の列があり、そこで列がピクリとも動かないのに不安を感じながら待機。どうやら予約者やはとバスの団体を先に通してからの誘導だったらしく、20分経ってようやく西門を通りました。
セキュリティチェックを受けるのにさらに行列に並びます。
大嘗宮参観と同レベルのセキュリティチェックがあるので、荷物は最小限にしていくのが吉です。ここ最近、何度も受けているので慣れたもんです。
セキュリティチェックを抜けた先にある窓口で参観料を払います。オープンカーの展示は前庭で行われるので、庭園のみの参観料(大人300円、学生無料)で観ることが出来ます。
セキュリティチェックを抜けたのが10時50分でした。
日本唯一のネオ・バロック様式の宮廷建築物です。
鉄骨補強煉瓦石造、地上2階(地下1階)。コンドル博士の愛弟子片山東熊の指揮下で、大正天皇の成婚を前に東宮御所として作られました。
何度見ても、かっこいいものはかっこいい。この先、こんな贅沢なものは作れませんからね。とても貴重です。
車寄せに人だかり。
天皇皇后両陛下が乗車されたオープン・カーです。
アクリルケースで覆われ、藝大美術館以上に映り込みが激しい。普通に撮ると自分までバッチリ映り込みます。きれいな写真を撮りたいなら夕方もしくは薄暗い日の参観をお勧めします。朝だと補正をがんばってこんなもんです。
説明パネル。
祝賀御列の儀で使用されたオープン・カー
トヨタ センチュリー
(令和元年製)排気量:4,968cc エンジン:V型8気筒+電気モーター(ハイブリット車)
全長:5.34m 全幅:1.93m 高さ:1.4m
乗車人数:5名
展示車両は、令和元年11月10日に実施された祝賀御列の儀で使用された。
当日4.6kmのパレードコースの沿道には、11万9千人の人々が詰めかけた。オープン・カーは座面の位置や背もたれの角度を調整し、沿道から天皇皇后両陛下のお姿が見えやすいように工夫されている。
儀式終了後は、内閣府において管理し、政府全体で有効に活用することとしています。
祝賀御列の儀の際に車に付けられていた「皇10」のナンバープレートと御紋。
今回は祝賀御列の儀が行われた日にちなんで「11-10」のプレートが付いていた。
前庭にキッチンカーが出ていました。アフタヌーンティーなど楽しめそうだったのですが、席がなかったので泣く泣く諦めました。
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