三解脱門建立400年記念特別公開@増上寺

10月1日から11月末までの二ヶ月間、港区芝の増上寺三解脱門の楼上が公開されています。

江戸時代初期に建てられた増上寺は今年建立400年を迎えました。国指定重要文化財の三解脱門は三戸二階二重門で総瓦葺入母屋造、漆塗りの建物で、楼上には釈迦三尊像と十六羅漢像、歴代上人像が安置されています。

建立400年。老朽化や大震災の影響が積み重なり、日比谷通り側に軽く傾むいているころがわかり、近々十年に及ぶ解体工事が行われることになりました。この姿を隅々まで目に焼き付けておきましょう。

増上寺は東向きに一直線をなす伽藍配置で、江戸城が大手門を真東向きとする配置に倣ったものとされています。

大門

JR浜松町駅から西に向かって増上寺参道をしばらく進むと大門が見えてきます。昭和12年に再建された鉄筋コンクリート製の高麗門です。

さらに大門の先に三解脱門(三門)があります。大門から三解脱門までの距離は百八間(約200m)あって、たぶん歩くごとに煩悩が消えて三つの煩悩(貪欲・瞋恚・愚痴)の解脱に至るのです。

三解脱門

三解脱門に到着。三連休のこの日は境内でみなと区民祭が開催されていて、普段よりさらに賑わっていました。

三解脱門を入ってすぐに白いテントがあり、ここで体温測定と消毒後に整理券を受取ります。整理券を受け取って見学時間になったら戻ってこれるようにという配慮だろうが、まさかの待ち時間ゼロ。こんなに混雑しているなら、さぞかし並ぶだろうと覚悟していたのでラッキーとしか言いようがありません。入場料1000円が高いのか?それともまだ宣伝されていないのか?

待ち時間なしに受付を通って北側の山廊に入ります。券売機で入場券を購入したら、一人一枚とのことでくじ引きを引かせてもらえました。どうやらポケモンカードのようなものらしい。
楼上に至る階段はとても急なうえに頭上も張り出しがあって狭い。漆にふれると赤く着色すると注意事項もありました。頭上に気をつけ体を捻りながら階段を一歩一歩注意して登ります。足の悪い方、スカートの方は要注意です。

楼上はなかなか広くて想像以上でした。中央に玉眼漆泊で衣に模様が施された釈迦三尊像、その左右に16軀の玉眼胡粉仕上げの羅漢像、羅漢の前に上人像が並びます。

楼上から下を見るとかなりの高さ。江戸時代は海まで見渡せたそうです。ここがランドマークになっていたのもうなずけます。

この日は第41回みなと区民まつりが開催されていていました。ちょうどオープニングセレモニーで区長が挨拶しているところでした(ん?ミャクミャクが区長を狙ってる?)

本堂のお参りはとてもできる雰囲気ではありませんでしたので、大殿地下ラウンジへ向かい仏舎利にお参りしました。

釈迦が悟りを開いた地ブッダガヤにある大菩提寺、マハーボーディ寺院から送られた釈迦三尊(釈尊、ラーフラ尊者、アーナンダ尊者)の御舎利が収められています。

寺院仏閣

Posted by くるっクマ