博物館に初もうで@東京国立博物館
1月2日、今年は東京国立博物館で博物館巡りはじめです。
正門、本館前の池の中、本館玄関前に生花が飾られていました。
池坊 蔵重伸氏による作品です。
東洋館前でミュージアムシアターの入場券を貰って、《VR作品 江戸城の天守》を鑑賞しました。
徳川三代将軍家光が作った江戸城最後の天守の姿を、遺跡や図面、絵図を手がかりに構造を推定し、その姿が現代の風景の中に蘇ります。構造の手がかりが発掘調査で見えてくるあたりが、とても面白かったです。
鑑賞後、外に出てみるとにぎやかな太鼓の音がしました。音の方向に惹かれて本館前へ。黒山の人だかりで遠くからでしたが、迫力は十分。
《和太鼓 批魅鼓》
躍動的な和太鼓で自然に体が動き出しだします。
場所を変えて、今度は平成館大講堂へ。
《曲独楽 三増紋之助》
すばらしい技と話術で、私ずっと口開けっ放しでした。
続いて、《落語 三遊亭歌奴》
麺の食べ方講座が、実にためになりました。しかし、お二人の舞台で笑いすぎて喉が空っから。いくら初笑いったって、正月早々飛ばしすぎなくらい。
東洋館に戻って、ゆりの木の受付をしたら30分ほど待ち時間があったので、本館前で獅子舞を見ました。
《獅子舞 東都葛西囃子中村社中》
葛西囃子は東京都無形文化財に指定されています。東葛西領の総鎮守であった金町村の香取神社(葛飾区、葛西神社)の神官が創作した祭り囃子がはじまりとされ、この系統の囃子が関東各地に伝わりました。
まず、幸せを招くと共に厄病退治や悪魔払いとして古くより伝えられている縁起の良い獅子舞です。舞い手は女の方でした。 続いて白面の恵比寿様が鯛を釣り、丸顔の大黒様が金貨を撒きました。拾えなかったけど。
お昼ご飯にゆりの木膳。お汁粉に惹かれました。
ようやく本館へ。
正面の大階段を上がったところ、普段は閉じている扉の部分に大きな生花が飾ってありました。
この日の10室の様子。
普段の平日なんて数人しかいないのに大混雑。とてもゆっくりした気分で鑑賞できる雰囲気ではないので、また日を改めることにしました。
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