萬翠荘
坂の上のミュージアムのロッカーに荷物を預けたまま、すぐ近くの萬翠荘に行きました。
萬翠荘は、旧松山藩主の子孫にあたる久松定謨(ひさまつさだこと)伯爵が、別邸として大正11(1922)年に建設したフランス風の建物です。設計は木子七郎。戦禍を免れ、建築当時の様子をそのまま残す貴重な建築物として、重要文化財に指定されています。
萬翠荘は、268坪の地下1階地上3階の鉄筋コンクリート造り。ネオルネッサンスと呼ばれる格調高い様式です。
玄関正面にある階段の踊り場からみたステンドグラスには、海と帆船が描かれ手います。
二階の部屋には昭和天皇と今上天皇の肖像画が飾られています。
この部屋の椅子に座って階段を見ると、ステンドグラスの帆船が正面になるように作られています。これらの椅子には撮影などの短時間の使用に限り座ってよいとの注意書きがありました。なんて太っ腹。
1階広間では羊毛フェルト人形の展覧会が行われていて、賑やかでした。
ドアの上に飾られている油彩画は、《神奈川台場の図 八木彩霞》です。
八木彩霞は松山市出身の画家。神奈川台場は、横浜市神奈川区にある勝海舟が設計し、松山藩が築造した台場です。絵には台場から房総半島を望む景色が描かれています。
お庭に休憩できるスペースがありました。この日、天気がよすぎるほどだったので利用しませんでしたが、お庭もとても気持ちのよい空間でした。
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