稲佐の浜:出雲詣 その2
巡った順番とは前後して、いきなりの夕暮れ。
願わくば日御碕神社で夕暮れを迎えたかったのですが、間に合わないので稲佐の浜へ向かいます。日没時間まで残すところ8分。急げ急げ。
間に合った!
しばし夕陽に見とれました。
出雲市の西にある稲佐の浜は、『古事記』では伊那佐の小濱、『日本書紀』では五十田狭の小汀と呼ばれ、国譲り神話の舞台である。また『出雲国風土記』では薗の長浜と呼ばれ国引き神話が伝えられている。
弁天島
稲佐の浜で一際目立つ岩。かつては波間にあったが、近年砂浜が拡大して、島の裏まで歩けるようになった。
頂上に鳥居とお社がある。かつては弁才天を祀っていたが、現在は豊玉毘古命(とよたまひこのみこと)を祀る。
鹿島鳥居かと思ったら額束がありました。柱と笠木は丸太。貫は角材で柱の両端を貫き、額束がある。宗忠鳥居です。黒住教とどう関係するのかは不明。よく見ると笠木に何かが巻かれている。耐久性を高めるため?鳥居は岩から伸びる二本の角材で支えられている。お社は銅板葺切妻造妻入。外削ぎの千木がつき、二本の鰹木がある。
砂をすくってジップロック袋に詰めました。これは出雲大社のお詣りに使います。
地方都市はどこもお店が閉まるのが早い!
夕飯は出雲市街地中心部まで戻って割子そばでした。
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