ミナ ペルホネン/皆川明 つづく@東京都現代美術館
東京都現代美術館を訪れたのは何年ぶりでしょう。2019年3月にリニューアルオープンして初めての訪問です。
ミナ ペルホネン/皆川明 つづくを観ました。
ミナ ペルホネンは、デザイナーの皆川明(1967-)が設立し、ファッション・テキスタイルを中心に、且つデザインの領域にとらわれない活動をしています。
皆川がミナ ペルホネンの前身となる「ミナ」を立ち上げたのは 1995 年。一過性の流行ではない普遍的な価値を持つ「特別な日常服」をコンセプトとし、日本各地の生地産地と深いコミュニケーションを重ねながらものづくりをつづけてきました。(中略)本展覧会では、多義的な意味をもつ「つづく」をキーワードに、ミナ ペルホネンの独自の理念や世界観を紹介するとともに、現代におけるものづくりの意味や、デザインの社会における役割を考察します。
一番最初の部屋は撮影可でした。美しくデザインされた様々な表情の布が壁に貼られています。
他にも何部屋か撮影可でした。
洋服の森。ここが一番楽しかった。
どの服も素敵なものばかりです。あれが良いこれが好き、あの人が着たところを見たい、生まれ変わったらこれが着たいと想像が膨らみます。
趣味とは違うけど、なぜか気になった服。
近づいたら、目があった。
これは着てみたいと思った服。
やっぱり、これも目があった(笑)
こういうのも好き。
気に入って一番長く見たのは新聞の挿画の部屋でした。日本経済新聞で川上弘美著の連載小説『森へ行きましょう』の挿画が並んでいました。あれくらいのサイズ感が私はとても好きで、いつまでも見ていたい気分になりました。
巻き貝を構造とするシェルハウス。建築家中村好文の設計。
「簡素で心地よい宿」のプロトタイプだという。
それほど混雑していなかったこともあり、一時間程度で見終わりました。
日本画と違って凝視するものが少なく、私にとっては気軽に見られる展示でした。
帰り、MOTの近くにあるスペシャルティコーヒー屋さんに行きました。ザクリームオブザクロップコーヒーさんです。
ピエール・マルコリーニの焼菓子と一緒にホンジュラスを。
大変居心地のよいカフェでした。
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