江戸絵画の華@出光美術館
コロナ禍以前から楽しみにしていた若冲展にようやく行くことができました。長かった。
2019年夏、若冲コレクターとして知られるエツコ&ジョー・プライスご夫妻(プライス財団)のコレクションの一部を出光美術館が購入したと報じられました。2020年のオリンピックイヤーに大々的にお披露目されるというので心待ちにしていましたが、コロナ禍で美術館が臨時休館したことにより長くお預け状態になっていました。幸いコロナ禍以前からの出光美術館友の会サポート会員だったので、パンデミック中で社会に閉塞感があった時期にも会員限定の展示会を楽しむことができたりと、それはそれでとても有意義な時間を過ごさせていただいておりましたが、やはり新規で購入された若冲を早くこちらでゆっくりと拝見したいと願っておりました。
そして長く待ち望んだ『江戸絵画の華』開催なるも元旦早々から流行病による自主隔離😱開催初日の訪問は逃しましたが、療養期間解除からさらに一週間おいてようやく訪問が叶いました。
出光美術館で初めてのフォトスペース!
若冲グッズで身を固めた夫を被写体として、あれやこれやポーズのダメだしをしながら撮影を楽しみました。
ロビーで見るからに寒々しい景色を眺めます。
江戸絵画の華 特別講演会
そして別の日、特別講演会が催されました。会場は有楽町朝日ホール、演題は「プライス・コレクションの魅力を語りつくす」、講師は辻惟雄先生(東京大学名誉教授)、河合正朝先生(慶応大学名誉教授)、小林忠先生(学習院大学名誉教授)、河野元昭先生(東京大学名誉教授)、司会に出光美術館館長の出光佐千子先生です。
もうね、特別講演会の案内が来たときから大興奮でしたよ。申込み数が多い場合は抽選って書いてあって、そんなのみんな申し込むに決まってるじゃない!って変にプンスカしたりして。絶対当たって欲しいと願っていたから、郵便受けに当選のお知らせが入っていた時には嬉しさのあまりその場で軽くガッツポーズをしてしまいました。
そして当日。入念におしゃれして有楽町へ向かいました。仕事の時の3倍くらい気合が入っています。公演時間の30分前に出光美術館に着いて、そこでスタッフの方に指摘されて講演会が別の場所だと気付かされました。幸い出光さんから徒歩5分程度の距離にある有楽町マリオンだったので無事時間前に到着。初っ端から焦りました。着物でなくてよかった。
有楽町マリオン11階の有楽町朝日ホールです。クリーム色をした大理石の美しいこと。
登壇者は5名(公演中はもちろん撮影・録音が禁止)。
豪華出演陣のブライス・コレクションにまつわるエピソードがただひたすら面白かったし、辻先生による《鳥獣花木図屏風》の解説もあり、大変貴重な時間を過ごしました。
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