浄真寺の二十五菩薩練供養

2024年5月21日

5月5日、東京都世田谷区の奥沢にある浄土宗の九品仏浄真寺(くほんぶつじょうしんじ)に行きました。

こちらには、その名のとおり9体の阿弥陀様が奉られている。元は奥沢城跡で小田原征伐後に廃城となり、四代将軍徳川家綱公の治世に寺地として貰い受けたという。

参道

九品仏駅からすぐに参道が現れ、緑豊かな道が続く。お祭りなので、総門前でお寺の公式キャラクターきゅっぽんが参拝客をお出迎えしていた。

伽藍

総門をくぐってすぐに左に閻魔堂、その先に薬医門、左に曲がって山門(仁王門)が続く。山門の近くに鐘楼堂、本堂が現れる。

本堂の対面に3つの阿弥陀堂(中央が上品堂、向かって右側に中品堂、左側に下品堂)があり、それぞれに3体ずつ合計9体の印相の異なる阿弥陀如来像が安置されている。木造阿弥陀如来坐像は全て東京都の有形文化財に指定されている。

二十五菩薩練供養

東京都無形民俗文化財に指定されている二十五菩薩練供養は、通称おめんかぶりと言われている。これまで3年ごと(今後は4年ごと)の奉修とされてきたが、コロナ禍の間休止されていて、今回は7年振りのご奉仕となった。

阿弥陀如来が二十五の菩薩を従えて西方極楽浄土よりご来迎なさる様子を具現化した行事らしく、大変豪華な行列で見ごたえがありました。

この日は快晴で最高気温29度の夏日。日向で1時間過ごしたので、すっかり茹で上がりました。東門から出ました。

大岡山駅まで2キロ弱を走り、目黒線で白金台駅へ。

清正公大祭

加藤清正公が祀られ、「白金の清正公さま」として親しまれてきた覚林寺へ行きました。清正公大祭が盛大に開かれていて、出店で溢れかえっていました。

今年も「葉菖蒲入リのお勝守」を授与していただきました。