アートイルミネーション「和のあかり×百段階段2017」@目黒雅叙園百段階段

現在、目黒雅叙園ではアートイルミネーション「和のあかり×百段階段2017」が開催されています。毎年好評な和のあかり展ですので、後半混雑するのはわかりきったこと。なので、日の浅いうちに出かけました。
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豪華な螺鈿のエレベータから出ると、すぐに《無方の空に… 中里繪魯洲》の展示です。
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馬の背に乗っている球体の中に、宮沢賢治「農民芸術概論綱要」の「まづもろともに かがやく宇宙の微塵と なりて 無方の空にちらばらう」の文字が光ります。

今回の展示は全て撮影可。こちらが、東京都指定有形文化財の百段階段です。
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よくよく見ると、階段右端にずらりとこけしが並んでいます。

宮城県の林貴俊による石巻こけしでした。
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十畝の間には、銭湯絵の富士山、鬼瓦、棟方志功の釈迦十大弟子を思わせる切り絵が並んでいます。
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階段に出ると、まだまだこけしが並んでいます。
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こちらのはお布団に入って寝ていました。

漁樵の間は青森ねぶた《相馬太郎良門妖術を修る 竹浪比呂央》です。
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草丘の間は切り絵アート《清流の森 早川鉄兵》です。
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畳を人口芝でカバーしてあり、足元がふわふわして気持ちのよい空間でした。

静水の間は工芸作品やステンドグラスが並びます。
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《組子 江戸組子建松》
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《七宝ふきよせ 常信明子》
f:id:Melonpankuma:20170710192236j:plain星光の間は光を使った作品が並びます。
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清方の間は石川県の九谷焼、上出長右衛門窯の展示です。
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奥の間にはスクリーンと大きな湯呑が設置されていて、《笛吹電影樂團 上出恵悟》の映像作品が流れていました。とても格好よくて、長々と見続けてしまいます。

頂上の間は、いけ花とガラス作品の展示です。f:id:Melonpankuma:20170710192233j:plain
頭上では風鈴がゆれ、足元ではひんやりとしたガラス製のタイルが輝きます。おじゃみ座布団に座って、ゆっくりくつろげる空間でした。

百段階段以外にも、目黒雅叙園全体が夏の飾りに変わっています。右は長崎ランタンフェスティバル、左は山口県、柳井金魚ちょうちん祭りのもの。f:id:Melonpankuma:20170710192246j:plain
ここは、いつきても楽しめます。

きれいなものを見た後は、カフェラウンジへ。
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きれいなものをみて、おいしいのを食べて。やめられませんね。