宗像大社
宗像大社は名神大社で八神郡の一つ。日本各地に七千余ある宗像神社、厳島神社、および宗像三女神を祀る神社の総本社で、沖津宮、中津宮、辺津宮の三社の総称である。記紀に由緒が記された日本最古の神社の一つであり、その地が古代から大陸と半島の政治、経済、文化の海上路であったため、古くから海上・交通安全の神として祀られてきた。
JR九州鹿児島本線東郷駅から辺津宮を目指し、田園風景の中を走ります。トラクターが耕耘する周りに白鷺が集まっていました。掘り返されて出てきた虫を食べ放題なんだろうな。
宗像大社 辺津宮
宗像大社総社の辺津宮(へつぐう)に到着。市杵島姫神(いちきしまひめ)を祀る。
一の鳥居
玄海灘に向かって境内の北西に位置する石製の明神鳥居。
二の鳥居
参道を進み二の鳥居、心字池、太鼓橋を渡ります。
禊舎と手水舎。
晴明殿
御朱印受付はこちら。
神門
神門前に青銅製の立派な狛犬がいた。
本殿
拝殿は杮葺きの切妻妻入造。福岡藩第3代藩主黒田光之が奉納した三十六歌仙図扁額の複製が飾られている。本殿は杮葺き五間社流造で、4本の鰹木と外削ぎの千木がある。
御祭神は宗像三女神の一柱、市杵島姫神(いちきしまひめ)です。
フェリーおおしま
船の時間が近かったので神湊(こうのみなと)までタクシーで移動。フェリーおおしまに乗って大島に渡る。
大島
神湊港から北西に約6.5km、大島に到着。福岡県の離島の中で最大の島で、筑前大島とも呼ばれている。
大島港から中津宮を望む。
中津宮
御祭神は宗像三女神の一柱、湍津姫神(たきつひめ)。
一の鳥居
港に向かって一の鳥居がある。
ドラえもんのような顔の狛犬がいる。
二の鳥居
織女神社
織女社(しょくじょしゃ)は、急な鎖場の先に石の祠がある。日本の七夕伝説発祥の地ともいわれている。
境内から出て、道路を挟んだ高台に牽牛社が鎮座している。
神池・太鼓橋
太鼓橋を渡ったところに手水舎があり、そこから参道は急な階段となる。
中津宮案内板
宗像大社 中津宮 境内史跡指定
御祭神は皇祖天照大神の三女神湍津姫命。別の大御名を道主貴と申し上げ、あらゆる道を司さどり給う最高最貴の神様を御祀り申し上げております。
日本最古の歴史書と言われる日本書紀に天照大神の神勅によって三女神が宗像の地に御祀りされるようになったことが記されています。
氏子は元より、全国津々、浦々に崇敬があり、春秋の大祭は神人和楽で大いににぎわいます。
沖津宮遥拝所は、島の北面に位置し、視界の良い時は沖ノ島を望むことができます。
宗像大神を奉斎する神社は実に六千余社に及び宗像大社は総本宮として尊崇されています。春季大祭旧三月十五日
中津宮案内板
秋季大祭旧九月十五日
中津宮社務所
階段を登ります。
神門
神門の前に狛犬がいる。
社殿
拝殿は銅板葺切妻妻入造、本殿は杮葺流造。本殿の鰹木が三本ずつ束ねられ、しかも断面が丸と四角の別々です。千木は内削ぎでした
天の真名井
遥拝所に向かって走る前に給水します。
宗像大社 沖津宮 遙拝所
中津宮から大島を縦断するように1.6キロを走ります。
坂を下ると青い海が広がりました。
遥拝所の裏から沖津島のある方角を見ましたが、天気はまずまずながら黄砂でけぶり、島影は見えませんでした。
島影をどうにか探していたら、フェリーの時間が迫ってきました。大島港に向かって全力で走ります。ギリギリ間に合って、島を離れました。
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