筥崎宮
2024年のゴールデンウィークは福岡県で過ごしました。
世間様より一日早めに羽田空港を飛び立って、8時過ぎには福岡に降り立ちました。福岡、近い!
朝ご飯を長浜市場ですませ、筑前国一宮筥崎宮へ向かいます。
福岡市地下鉄箱崎線で筥崎宮前駅に移動。駅からすぐ参道に出られました。
二の鳥居
筥崎宮の鳥居はなんだか昭和時代のロボットアニメを思い出させるスタイルで、筥崎鳥居と呼ばれています。
一の鳥居
黒田長政により慶長14年(1609年)に建立。脚が極端に太く三つのパーツに分かれた石造りの明神型鳥居で、笠木と貫が同じ長さなところも珍しい。
狛犬
一の鳥居の脇に籠神社型の狛犬がいる。
手水舎
お潮井
お潮井とは筥崎宮の海岸(箱崎浜)の真砂(まさご)のこと。外出時に事故やけがなどから身を清め、災いを払うものとして使われる。
湧出石
境内に鳩が多いと思ったら、参道の脇に鳩の餌が売られていた。写真を撮っていたら、餌を目当てに背後にわんさか集まってきた。
筥松
御神木 筥松
筥崎宮の御祭神、応神天皇が筑紫宇美の里(粕屋郡宇美町)にてお生まれになった時(西暦200年)その御胞衣を筥に納めて浪の音も静かな白砂青松の浄地に埋め、標しの松を植えたところと伝えられている。
それがこのところであって、その後この地を箱崎と称えこの松を「標の松」又は「筥松」といい御神木として尊んでいる。千早振る神代に植えし箱崎の 松は久しき標しなりけり
筥松案内板
(続古今集)法印行清
本殿
筥崎宮は「敵国降伏」が掲げられた楼門の前で参拝する。本殿を回廊がぐるりと囲んでいるので、中が見通せないが、拝殿は檜皮葺の切妻造、本殿は桧皮葺の九間社流造で左右に縋造車寄がある。主祭神の応神天皇を中心に、配祀神の神功皇后と玉依姫命が祀られているのだろう。柱に天狗の面が飾られていた。
亀山上皇御尊像
亀山上皇奉安殿に木造の亀山上皇様の木彫の御神像がある。これと同じ型の銅像が福岡県庁前にある。
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