香椎宮

筑前国一宮筥崎宮から電車に乗り貝塚駅で西鉄貝塚線に乗り換えます。

香椎宮前駅で下車して、香椎参道に出ました。

香椎宮は古代には神社ではなく霊廟に位置づけられ、仲哀天皇・神功皇后の神霊を祀り、香椎廟と称された。勅祭社で、式年祭としての勅祭が10年に一度斎行される。

一の鳥居

古くは神の道として、勅使参向ならびに神幸式の時のみに使用されたという参道には楠の並木が続いて、よい雰囲気です。

二の鳥居

勅使道にある二の鳥居です。弁天橋を渡って境内に入ります。

三の鳥居

三の鳥居と楼門は西に向いているので、北から続く参道が斜めに接続する。

御神木綾杉

楼門をくぐってすぐに御神木がそびえる。

中門

御神木を背にして、南向きの中門をくぐる。

本殿

主祭神は仲哀天皇と神功皇后、配祀神は応神天皇と住吉大神です。
本殿は江戸時代後期再建のもので重要文化財指定。香椎造と呼ばれ、正面に浜床をそなえて向拝をつくり、左右に車寄せがある。入母屋屋根に千鳥破風をおき、向拝に縋破風をかけ、左右は切妻屋根をおおい、車寄せに廂屋根がある。

古宮

仲哀天皇の営んだ仮宮「橿日宮」の伝承地で、仲哀天皇の廟跡と伝えられている。

境内を出たところに大理石製の中国獅子がいた。

香椎神宮駅からJR香椎線で香椎駅に接続して博多に戻りました。