観世音寺
太宰府駅から走って観世音寺へ行きました。付近は広大な平地が広がっていて、当時の境内の広さを思わせます。
観世音寺は九州を代表する古寺で造営開始は7世紀後半にさかのぼる。天下三戒壇の一つで、鑑真によって当寺に戒壇院が設けられた。僧になる者が受戒をするためにわざわざ都へ出向かずとも、観世音寺で受戒ができることを意味する。
当時、国が定める僧になるには、具足戒(小乗戒)と呼ばれる、10人の僧侶が立会う中で二百五十戒(尼僧なら三百四十八戒)を宣言する儀式を受けなくてはいけませんでした。その具足戎を受けられる場所が、奈良県の東大寺、栃木県の下野薬師寺、そしてこちらの観世音寺だったのです。

寺標
境内の入口。

伽藍

金堂
江戸時代に黒田藩主が再建した。

鐘堂
日本最古の梵鐘の一つとされている国宝の梵鐘を懸吊していたもの。

観世音寺境内案内板

境内にキジがいた。この辺ではよく出るようだ。

帰り道、スーパーに寄ったらイチゴが安かった。太宰府滞在中はイチゴをもりもり食べるとしよう。

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